マイブルーベリーナイツ

一つ一つが写真のような映像美。そんな美しい映画。

ジェレミーなかっこいい。

あと、エリザベスの心的描写をあまり描いていないせいで、重苦しい話にはならなかった。途中途中で出会う人々は結果的にとても重い結末になるわけだけど、映像の美しさで重さが伝わるだけで心的描写がすくないので重すぎたりはしない。

結局彼女もジェレミーも元恋人を引きずってたんだなあ、と思わせる。元カノがきて最後のさようなら、とキスをするシーン。扉が開いたところで求めてる人はいないし、鍵があったところで開けない扉もある、と言われて本格的に振られたジェレミーはここで完全に吹っ切れたんだろうな。逆に吹っ切れてエリザベスを好きになりつつあったからこそ、最後にああやってキスをしたのかなあ。

エリザベスがすごく美人でもない普通の女性なところもよかった。ただあのキスシーンは画にこだわりすぎた感じはあるかもしれないね。

エリザベス以外の女性がわりと振り回す系の女の人ばかりのように見えるので、エリザベスがピュアで真面目な女性だということがわかる。 冒頭で 何事にも理由はある、と言ってきたし別れてから不眠症になったところを見ると。。

 

ジェレミーは要領いいタイプだな、絶対。

カティア可愛すぎだろ。ジェレミーの必死さとイギリス英語が心地よかったし、バックグラウンドムービーとして流したい映画だと思いました。

前の彼氏との間がスーリンとアーニーの関係に似ていたので気持ちがすごくわかる。別れた今、なんで別れたんだろうとおもっていたけど当時は窮屈で仕方なかった。

レスリーは破天荒だったなあ。正直ばかかよ、と思いつつあれだけカジノでかって嘘をついて、途中でエリザベスは人は自分を知るためのかがみだって言ってたけど、彼女の出会ってきた女性はみんな彼女とは正反対の女性だった。

鏡は自分を写す。正反対の自分を。

そうなると色気ムンムンのスーリン、嘘をしたり平気で騙すレスリー、自滅的でアルコール中毒のアーニー。彼らはみんな彼女とは正反対だった。質素で堅実なエリザベス、正直なエリザベス、変わりたいって健気なエリザベス。

そういった意味で自分の良さをもう一度みつめて、ほかの人の恋愛物語に振れて、成長出来たのかもと思うと、最後のラストが本当に幸せになって欲しいと思える。

映像と音楽はすごくよかったけど、ストーリーせいは少しかけていて、もう少し重みが欲しかったかもしれない。全体的にセリフが少ないせいもあってか、物足りない気持ちだったけど、私は好きな映画なので、映画としては評価★3

個人的には★4といったところでしょうか。

イギリス人のジュードロウにイギリス人役、ハーバードを現役卒業した才女ナタリーポートマンにカジノの切れ者、ノラジョーンズは真面目系女子に見えるなー。相変わらずレイチェル・ワイズもたしかイギリス人か。

ナタリーポートマンほんと演技うまい。